悲報!健康志向のあなたへ…「たまに運動する」と、実は逆効果かも!?
2024/05/16
運動不足解消のために始めた運動が、かえって疲労感を増してしまう…そんな経験、ありませんか?実は、運動後のケアを怠ったり、無理な運動を続けたりすると、体が回復する時間が足りず、逆効果になってしまうケースがあるんです。
【なぜ「たまに運動する」と疲れるのか?】
運動すると、筋肉は収縮と弛緩を繰り返します。この運動によって、筋肉繊維が微小な傷つき、ATP(アデノシン三リン酸) や クレアチンリン酸 などのエネルギー源が消費されます。
ATP や クレアチンリン酸 が消費されると、ADP(アデノシン二リン酸) や 乳酸 などの疲労物質が発生します。これらの疲労物質は、筋肉の収縮を阻害し、痛みや疲労感を感じさせるのです。
脳 は、筋肉 や 神経 から送られてくる情報 を基に、疲労 を 認識 します。具体的には、以下の情報が脳に送られます。
- 疲労物質 の量
- 筋肉 の痛み
- 心拍数 の上昇
- 呼吸 の速まり
- 体温 の上昇
これらの情報が脳に送られることで、疲労感 や 倦怠感 を感じるようになります。
運動後のケア を 怠ったり、無理な運動 を 続けたり すると、疲労物質 が 蓄積 して 除去 されず、脳 に 疲労 を 感じる情報 が 送られ続け ます。その結果、筋肉痛 や 倦怠感 が 長引 いたり、怪我 の リスク が 高ま ったり、運動 への 意欲 が 低下 してしまうのです。
【運動後の疲労感を減らすための対策】
1. 運動後のケアをしっかり行う
・クールダウン:運動後、軽い運動やストレッチを行い、心拍数や体温をゆっくりと下げる。
・ストレッチ:筋肉をほぐし、柔軟性を高める。
・水分補給:汗で失われた水分を補給する。
・栄養補給:筋肉の修復に必要な栄養素を補給する。
・睡眠:十分な睡眠をとることで、疲労回復を促進する。
2. 自分に合った運動を選ぶ
・運動強度や運動頻度は、自分の体力や運動経験に合わせて調整する。
・無理のない範囲で、継続できる運動を選ぶことが重要。
3. 運動習慣を徐々に作る
いきなり長時間運動するのではなく、最初は短時間から始め、徐々に運動時間を増やしていく。
【乳酸主体の疲労メカニズムの仮説】
従来、運動後の疲労は 乳酸 が原因と考えられてきました。しかし、近年では 乳酸 が疲労の原因ではないという新しい考え方も提唱されています。
乳酸 は、筋肉中の酸素不足によって発生する物質です。しかし、近年では 乳酸 はすぐに体外に排出されることが分かっており、疲労物質としての役割は限定的と考えられています。
新しい考え では、疲労物質 は 乳酸 以外にも存在し、筋肉 や 神経 の 炎症 や ストレス が疲労に影響を与えると考えられています。
【まとめ】
健康のために運動することは大切ですが、運動後のケアを怠ったり、無理な運動を続けたりすると、逆効果になってしまう可能性があります。運動の効果を最大限に活かすためには、運動後のケアをしっかり行い、自分に合った運動を選ぶことが重要です。
運動とそのあとのケアをペアにして習慣化することで、健康的な体を作り、疲れにくい体質を作ることが可能です。運動後のケアもしっかりと行いながら、無理なく運動を継続しましょう!
【補足】
・ATP:エネルギー源として最も重要な役割を果たす物質。
・クレアチンリン酸:ATPの再合成を助ける物質。
・ADP:ATPがエネルギーを放出した後の物質。
・乳酸:筋肉中の酸素不足によって発生する物質。
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