整体院グランツ武庫之荘

「肩こりは治らない」の真実?(4)

お問い合わせはこちら ご予約はこちら

「肩こりは治らない」の真実?(4)

「肩こりは治らない」の真実?(4)

2023/08/05

Googleからの方は中ほどの【ココから続きです】まで飛ばしてください。

こんにちは、グランツ武庫之荘の代表山田浩司です。肩こりの根本解決のためには、肩こりではどんなことが起きているのか、を正しく知っておくことが大切だと考えてまとめています。ざっくりと、

 

A. 筋肉の緊張と硬化

B. 血液循環の障害

C. 姿勢の乱れと筋力のアンバランス

D. 脳の疲労と肩こりの関連性

E. 眼精疲労と肩こりの関連性

について書いていく予定で、今回はC.姿勢の乱れと筋力についてです。

 

【C. 姿勢の乱れと筋力の不均衡】

私たちの悩みが尽きない肩こりの原因として、姿勢の乱れと筋力の不均衡が関与していることがあります。デスクワークでは、長時間同じ姿勢で作業を行うため、次第に正しい姿勢を保つことが難しくなります。これにより、身体のバランスが崩れると、肩や首の筋肉に余分な負担がかかります。

 

姿勢の乱れによる肩こりのメカニズムは、以下のような要素が考えられます。

 

1.前傾姿勢

 デスクワーク中は、前かがみの姿勢になりがちです。これにより、胸郭が狭まり、肩甲骨周辺の筋肉が緊張しやすくなります。また、首や背中の筋肉が伸びずに縮んだ状態が続くため、筋力のバランスが乱れ、肩こりが引き起こされる可能性があります。

 

2.肩の前方引き寄せ

 デスクワーク中、マウスやキーボードを使う際に、肩を前方に引き寄せた状態で作業を行うことがあります。このような動作は、肩周辺の筋肉に負荷をかけるため、筋力のバランスが崩れ、肩こりが生じる可能性があります。

 

3.首の前屈姿勢

 長時間画面を見るために首を前に突き出す姿勢を続けると、首や背中の筋肉が緊張し、血液循環が妨げられることがあります。この状態が続くと、筋肉の緊張が加重され、肩こりが悪化する可能性があります。

 

そして、姿勢の乱れによる筋力の不均衡も肩こりの要因となります。デスクワークでは、特定の筋肉が常に緊張し続けることがあります。例えば、前傾姿勢が続くと、胸部や前腕の筋肉が縮んだ状態で固まってしまいます。一方で、背中や肩甲骨周辺の筋肉は伸びずに弱まる傾向があります。これにより、身体の前面と後面とで、筋力のバランスが崩れ、肩こりが生じる可能性があります。

 

このような肩こりには、姿勢の改善と筋力のバランス調整が重要です。適切な姿勢の保持やストレッチ、筋力トレーニングなどを取り入れることで、筋肉の緊張や不均衡を改善し、肩こりの緩和につなげましょう。

 

ただし、具体的な症状や健康状態によっては、個別のアドバイスや評価が必要となる場合があります。慢性化している肩こりでは、筋肉や関節が硬くなっていることが多く、このような状態で無理にストレッチすると怪我をすることもあります。専門家の指導のもとで適切なケアを行うことが重要です。

【Googleからの方はココから続きです】

4. 骨盤の後傾

デスクワーク中の長時間の座り姿勢では、骨盤の後傾が起こりやすくなります。骨盤の後傾は、腰椎の曲げを強制的に減少させ、上半身の自然なS字カーブの一部である腰椎の形状を乱します。この状態が続くと、肩や首の筋肉に負担がかかり、肩こりの原因となる可能性があります。

 

骨盤の後傾による肩こりのメカニズムは、以下のような要素が考えられます。

 

腰椎の負荷: 骨盤の後傾により、腰椎の曲げが減少します。これにより、腰椎の周囲の筋肉が引き伸ばされて緊張し、肩や首の筋肉にも負担がかかります。筋肉の緊張や不均衡が生じ、肩こりが引き起こされる可能性があります。

 

頭部の位置: 骨盤の後傾により、上半身のS字カーブが崩れ背中が丸まります。これにより、頭部の位置も前方に突き出しやすくなります。前方に突き出た頭部を支えるのは、首や肩の筋肉であり、これらの筋肉は追加的な負荷を受け、疲労を引き起こす可能性が高まります。

 

血液循環の影響: 骨盤の後傾により、腹部が圧迫され、圧力が上昇し血液循環が妨げられることがあります。血液循環の低下は、筋肉の酸素供給や老廃物の排出に影響を与え、肩こりの発生や悪化をおきやすくする可能性があります。

 

5. 骨盤の後傾と背面姿勢

骨盤の後傾は、背面姿勢にも密接に関連しています。背面姿勢の乱れによる肩こりのメカニズムは、以下のような要素が考えられます。

 

姿勢の維持筋の疲労: 背面姿勢の乱れにより、姿勢の維持に関わる筋肉が過度に緊張し続けます。特に背中や肩甲骨周辺の筋肉が疲労しやすくなり、肩こりの原因となる可能性があります。

 

筋力の不均衡: 背面姿勢の乱れにより、背中や肩甲骨周辺の筋肉のバランスが崩れることがあります。特定の筋肉が過剰に働くと、他の筋肉の働きが弱まり筋力の不均衡が生じます。この不均衡が続くと、肩こりが引き起こされる可能性があります。

 

血液循環の影響: 背面姿勢の乱れにより、胸部や背中の筋肉が圧迫され、血液循環が妨げられることがあります。血液循環の低下は、筋肉の酸素供給や老廃物の排出に影響を与え、肩こりの発生や悪化に寄与する可能性があります。

 

 それで、背面姿勢の乱れや骨盤の後傾による肩こりでは、正しい姿勢の維持や骨盤の位置調整が重要です。肩や首の筋肉にかかる負荷を軽減するためには、作業の合間に背筋を伸ばし、骨盤を正しい位置に整えることがお勧めです。

 また姿勢の改善と筋力のバランス調整には、筋力トレーニングとくに背中や肩甲骨周辺の筋肉を強化することが必要でしょう。もちろん、疲れにくい環境のために適切な椅子やデスクの配置、休憩やストレッチの取り入れなどもお勧めです。

 

以上が、骨盤の後傾と背面姿勢の関連性と肩こりのメカニズムについての情報です。これらの知識をもとに、デスクワークでの肩こりの改善に役立てていただければ幸いです。

----------------------------------------------------------------------
整体院グランツ武庫之荘
〒661-0035
兵庫県尼崎市武庫之荘1-7-14 クラネックス武庫之荘102号
電話番号 : 06-7896-1543
FAX番号 : 06-7896-1543


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。