パソコンが危ない理由

こんにちは。

尼崎市　武庫之荘の整体院グランツ武庫之荘でぼざいます。

 

肩こりが解消しづらい理由はいくつかありますが、今回はパソコン画面、スマホ画面の影響について書きます。

 

パソコンなど電子機器端末を使う人の健康を守るためのガイドラインは、悪影響を軽減するために、数十分おきに目を休ませたり、軽い体操などをすることを勧めています。どのような悪影響があるのか、なぜ軽減できるのか具体的に見ていきましょう。

 

現代人の目から入る情報の量は、1日で江戸時代の１年分に匹敵すると言われています。このストレスは、筋肉を緊張させ、脳を疲労させます。そして自律神経の不調につながるとされています。筋緊張を緩めるために働く副交感神経が疲弊するからと考えられます。

 

もう一つ大事なことがあります。ストレスを感じると防御のために活性酸素と呼ばれる成分が作られ、体中を巡ります。余った活性酸素は、血管や組織を傷つけるので、その傷を修復する成分が作られます。包丁で指先を切った時に血が自然に固まる、あの成分です。この成分は、健全な筋繊維や筋膜にも働き、ゆっくりと接着していきます。ですが、放っておくと次第に硬くなります。この状態が癒着と呼ばれています。

 

まとめると、パソコン作業を続ける私たちの体は、姿勢が適切であってもストレスによって癒着の素が作られている。さらに筋肉はストレスで緊張して硬くなりやすい。そしてそれは日々繰り返されている、ということです。

 

たとえば、四十肩、五十肩が動かすと痛むのは、癒着した筋膜が引き剥がされようとするからです。ある日突然に痛くなったと感じることが多いのですが、そうなるまでに肩を適切に動かして、固まるまでに接着成分を取り除ければ、あんなに痛い思いをせずに済むのです。

 

ところで、四十肩、五十肩の痛みは本当に辛いものです。だから、それがなくなったら、動かしづらい不自由さがあっても、改善をあきらめてしまう方が多いです。腕が上がらないので物を高いところに置かない、人に頼んでとってもらうなどなど。もちろんその工夫も大切です。ですが、動かない理由はちょっとした癒着で、残りの大部分の筋肉には問題が無いことも珍しくありません。それなのに、動かさないでいると筋肉は次第に弱って衰えていきます。

 

衰えた筋肉を元の筋肉に近づけるには、時間がかかります。当院ではそうなる前に、早めに、癒着を痛み少なく剥がすことができる施術をご用意しています。

 

また、肩の煩わしさから解放する施術を提供するだけでなく、希望される方にはセルフケアのやり方もお伝えしています。お気軽にお問合せください